雑 学

旧 maruyosi's Home(書斎:PCのお勉強)の抜粋

チョコチップs:甘い辛い苦い? (Jul 2004)
 誰もが知っていそうで、実は知らないかもしれない?、超カンタンな裏わざ?コツ?をちょこっと。
 略して、チョコチップs。回答は、当然、aよりもAですか。
 
    Q:ブラウザ/画面スクロールしたい
    a:画面右端のスクロールバーの下向き矢印をクリックする。
    A:キーボードの「スペース」キーを押す。
     (スクロールしないときは、日本語入力がオフ(「直接」入力モード)になっているか確認する。
      フレームを使ったページの場合は、スクロールしたいフレームを最初にクリックする。)
     「Shift」キーを押しながら「スペース」キーを押すと、どうなりますか。
    
    Q: ~ を読めません
    A: ~:チルダ、 ^:ハット、 `:バッククォテーション、 _:アンダーバー、 &:アンパサンド、
       !:エクスクラメーション、 *:アスタリスク、 ※:コメジルシ、 ~:スワングダッシュ
      「きごう」と入力して「F5」キーを押すと、いろんな記号の一覧が出てきます。(MS-IMEの場合)
    
    Q:デスクトップ画面全体ではなく、アクティブなウィンドウのみを画像として取り込みたい
    A:Alt+PrintScreen をお試しあれ。
    
    
暗号化・電子署名:怪しげなメールに? (Jul 2002)

    電子署名
   送信者の秘密鍵で暗号化することにより「電子署名」が行われる。
   その暗号化された内容を送信者の公開鍵で復号化できれば、その公開鍵と対になっている
   秘密鍵の持ち主が電子文書を作成し暗号化したと確認できる。
   途中で文書が改ざんされると正しく復号できなくなるため、改ざんの防止・検出にも利用できる。
   文書をハッシュ関数で演算した結果を、送信者の秘密鍵を使って暗号化する。
   そして、文書と暗号化された演算結果の2つを送信する。
   受信者は、暗号化されている演算結果を送信者の公開鍵で復号化する。
   また、文書をハッシュ関数で演算する。送信側と同じ文書を同じ関数で演算しているから、
   両者の結果が同じになれば、文書が送られてくる途中で第三者に改ざんされていないことがわかる。
    
    電子認証
   公開鍵で署名の検証を行ったとしても、その公開鍵が確かに本人のものであると証明されなければ、
   文書の作成者を特定することはできない。
   その公開鍵が確かに本人のものであるという証明を行うのが「電子認証」であり、
   電子認証業務を行うのが認証局(日本VeriSign社や日本認証サービス社など)。
   電子証明書(電子認証書、デジタルID)は印鑑登録証明書に相当するもので、登録された公開鍵、
   公開鍵の持主の情報、発行認証局の情報、発行認証局の署名等が記載される。
    
    公開鍵暗号方式
   本人しか知り得ない「秘密鍵」と世の中に公開して誰でも利用できる「公開鍵」の一対の鍵データを使う。

   鍵を作成するプログラムでこの一対の鍵を作るが、何度作っても同じ鍵はできない。
   この鍵は文書を暗号化するものであり、秘密鍵で暗号化した文書は対となる公開鍵でしか復号化できない。

   公開鍵で暗号化して秘密鍵で復号化するという使い方もできる。
    
    共有鍵暗号方式
   暗号化と復号化に同じ鍵を使う暗号方式。
   最大の欠点は鍵データをネットワークに流せないこと。また、鍵長が短く総当たり攻撃に耐えられない。
    
    ハッシュ関数(メッセージダイジェスト関数)
   任意の長さの文書から短いランダムな固定長のハッシュ値(ダイジェスト)を作り出す関数。
   変換結果を元のメッセージに戻すことができないものを特にメッセージダイジェスト関数という。
   公開鍵のメッセージダイジェスト値をフィンガープリントともいう。
   同じ文書からは何度でも同じハッシュ値が出てくるが、句読点一つでも異なると違うハッシュ値となる。
   ハッシュ値の長さはMD5で16バイト、SHA1で20バイト。
    
    S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)
   電子メールにおける電子署名や暗号化データなどのフォーマットを定めたもの。
   S/MIME対応の電子メールクライアントならば、証明書の確認や暗号化などを自動的に行ってくれる。
   S/MIMEを使用するには、認証局から電子証明書を取得する必要がある。
    
    SSL(Secure Sockets Layer)
   Webブラウザは、SSLによる通信をサーバに要求する。サーバは署名付証明書と公開鍵をブラウザに送る。

   受け取ったブラウザは、共通鍵をランダムに生成し、サーバの公開鍵で暗号化してサーバに送り返す。
   その後、ブラウザ~サーバ間で、共通鍵による通信が行われる。
    
    PGP(Pretty Good Privacy)
   公開鍵を配布することで安全な通信を保証しているが、PGPには認証局が存在せず、信頼できる第三者
   (信頼の輪)を利用している。
    
    GnuPG(GNU Privacy Guard)
   特許を侵害しないアルゴリズムのみを使用しており、PGPと置き換えることが可能である。
   PGPよりベターな機能、PGP2に比べセキュリティーが強固、PGP5.xのメッセージの復号、検証が可能。
   PGPの場合、フリーウェア版では商業利用ができず、また、商業利用のライセンスは高額であったため、
   それに代わるフリーなものとしてGPGが開発された。
    
    
デジカメモ :デジカメ関連メモ (Jan 2003)

 焦点距離
   一般的には35ミリ判(画面サイズ24x36ミリ、対角43ミリ)のレンズ焦点距離に換算し、
   50mmレンズを標準、21~24mmを超広角、28~35mmを広角、70~120mmを中望遠、135mm~を望遠、
   300mm~を超望遠等と区分することができる。
   換算焦点距離=35ミリフィルムサイズ×実際の焦点距離/CCD有効サイズ
   1/2.7インチCCD(画面サイズ4x5.33ミリ、対角6.67ミリ)の標準は8mm。
   5.4~16.2mmは35ミリ換算35~105mm。
    
 画像サイズ・画素数
   VGA   Video Graphics Array   640x480 =  307200     31万
   SVGA Super VGA       800x600 =  480000     48万
   XGA      eXtended Graphics Array 1024x768 =  786432     80万
   SXGA    Super XGA       1280x960 = 1228800    123万
   UXGA    Ultra XGA        1600x1200 = 1920000    200万
   SUXGA  Super Ultra XGA     2048x1536 = 3145728    315万
   Web Page用にしか使わない場合はVGAサイズで十分。
   葉書程度の印刷の場合は100万画素以上、A4サイズ以上の印刷の場合は200万画素以上がよい。
    
 撮影可能枚数(例えばSM8MBの場合)
   640x480:SQ標準約122枚、SQ高画質約32枚、
   1280x960:HQ約36枚、SHQ約18枚、SHQ-TIFF約2枚
    
 光学ズームとデジタルズーム
   光学ズームは3倍くらいあるとかなり撮影の幅が広がる。対象物を大きく撮影できるだけではなく、
   被写界深度が浅くなることによって、背景をぼかした写真を撮ることができる。
   デジタルズームは画像の一部を切り出すことによって見かけ上ズーミングしたような画像を作り出すため

   解像度は下がる。
    
 露光タイミング
   シャッターボタンを軽く押す(半押し)とピントと露出が固定され、さらに押し込むと撮影が行われ

   記録媒体に書き込まれる。
    
 三原色
   レッドR、グリーンG、ブルーBを加えると白くなる加色混合法と、
   藍=シアンC、紅=マゼンダM、黄=イエローYを合わせると黒になる減色混合の二種類がある。
   カラーモニタは加色混合、印刷物やD.P.Eでのカラープリントなどは減色混合。
    
 色温度
   光の色を決定する特性、ケルビン温度、単位:Kケルビン。
   夕焼けや白熱灯のような赤っぽい光は色温度が低く、青っぽい光は色温度が高い。
   金属を熱すると温度が高くなるにつれて赤からオレンジ、黄、白へと色が変わっていく。
   写真用フィルムでは5500Kをデーライトと呼び、標準の光としている。
   デジカメのオートホワイトバランスは、画面内の一番輝度の高い部分を白と判断して色温度の偏りを
   計算で補正する。ただし、画面内に白いものがない場合には他の物を白と判断するため、
   写った画像が赤くなったり、青くなったりすることもある。
   蛍光灯(参考)
    昼光色:6500K程度、太陽光線のように白くすっきり見える。「ルピカD」「メロウ5D」「パルックD」
    昼白色:5000K程度、昼光色より少し赤みがある自然な色。「ルピカエース」「メロウ5N」「パルック」
    白色:4000K程度、昼白色よりさらに赤みが強い。「メロウ5WW」
    電球色:3000K程度、電球のような赤みの強い色。「メロウ5L」「パルック電球色」
     
 電池
   アルカリ電池だとすぐ使えなくなる。(でも容量はまだ残っており、デジカメ以外に使えることが多い)

   デジカメを頻繁に使うときは、ニッケル水素充電池を。
   アルカリ乾電池(LR):マンガン乾電池に比べ寿命が長くパワーも大きい。
   連続で大電流を必要とする機器に向く。1.5V 1000-1500mAh程度。
   ニッケル水素電池(Ni-MH):ニカド電池よりも高エネルギーで1.5~2倍の容量を持つ。
   容量末期までほぼ電圧を保ち、末期に急激に電圧低下する。500回以上の充放電が可能。
   ニカド電池に比べメモリ効果は少ないがある。自己放電が大きく充電1ヶ月後で約20%減少。
   1.2V 1000-1500mAh程度。


 ノートパソコンのリチウム電池の寿命を長持ちさせるには ??
   長期間使わないときはバッテリーを外す。

   AC瞬断でも大丈夫というノートパソコンの良さを生かすために、AC駆動であってもバッテリーをつなぐ。

   1ヶ月に1回はバッテリーのみで駆動し、自動オフ(サスペンド)してから充電を始める。
   フル充電になったら、使わないときはACコンセントを抜く。(フル充電状態を長時間続けない)
    
    
favicon:あなた好みのアイコン (Jan 2003)
   

 フリーウェア、シェアウェア、何でもいいから、ico形式で保存できるアイコンエディタを用意する。
  一つのアイコンの中に複数のイメージを格納できるものがよい。
 (以前試したときは gimp のico形式はダメでした。)
 16x16, 32x32、2サイズのイメージを作成し、一つのアイコンとしてファイル名foo.icoで保存する。
 (fooの部分は'favicon'でなくてもよい。)
 (サイズは16x16だけでもよいが、32x32表示は16x16を拡大表示することになりあまりきれいには見えない)
 アイコンfoo.icoをルート(トップ)ディレクトリに置く。
 そのアイコンを表示したいWebページに、<link rel="shortcut icon" href="(path)/foo.ico"> と追加する。
 ブラウザIE5.0以上でお気に入り登録すると、デフォルトのIEアイコンに代わって先ほどの
 オリジナルアイコンfoo.icoが16x16で表示される。アドレス欄の左端にも表示される。
 URLのショートカットをデスクトップに作るとfoo.icoが32x32で表示される。
 favicon.icoが有効なブラウザは、IE5.0, N7, Mozilla0.9.7, Opera7以降のようである。
    
    
X-Face:あなたの顔をメールの中に (Nov 2004)
  

    自分の顔写真やイラストなどの48x48ドット白黒画像を文字列に変換しメールヘッダに埋め込むことにより、
 X-Face対応メーラでその画像を表示することができる。
 標準でX-Faceに対応していなくても多くのメーラではプラグインが用意されている。
 例えば、Becky!2 の X-FaceHeaderPlugin、EdMax の ViewFace など。